資金調達が必要となった法人・企業が利用できるファクタリングサービスは数多くありますが、手数料をはじめとするサービス内容や特徴をよく知り吟味しておかないと、利用後の財務状態や資金繰りに悪影響を及ぼす事さえあります。
そこで今回は、法人ファクタリングの利点や選別するポイントなどを解説したのち、法人が利用するのに適したスペックと特徴を持っているファクタリングサービスを、厳選して紹介したいと思います。
経産省も推奨する法人ファクタリングとは
法人ファクタリングとは、法律によって「個人と同様に法的な権利を持つことや、義務を負うこと」を認められた組織・団体・事業者が、ファクタリングによって資金調達をすることあるいは、その資金を提供している業者・サ-ビスを指します。
法人ファクタリングは、資金フローの円滑化によって黒字倒産や債務超過のリスクを減らすことができる、中小企業や個人事業主にとっても安心・確実な資金調達法として注目を集め、近年では中小企業省や経済産業省も有益な資金調達法の1つとして利用を推奨しています。
参考:経済産業省
ただ、駆け出しの法人やこれまで銀行融資にいた寄ってきたという企業の中には、まだ降法人ファクタリングに付いて詳しく知らないというケースもあるはずです。
そこでまずは、法人ファクタリングとは何か、個人向けファクタリングとはどこが違うのか、利用する際の手順・流れはどうなっているのかなど、法人ファクタリングに関する基礎知識をまとめておきましょう。
融資では無い!ファクタリングとはそもそも何?
ファクタリングとは、事業者や法人が持っている請求書(売掛金)を業者に買取してもらうという形で、支払い日より早く資金化する金融サービスです。
一定の手数料は発生しますが、銀行融資やビジネスローンなどの「貸付」と異なり、利用しても法人の財政上「負債・債務」として残ることはありません。
個人向けとどこが違う?法人向けファクタリングの特徴
一概に決めつけることはできにものの、法人登記していない個人事業主やフリーランスより、法人登記しているきぎょいや会社のほうが、売掛先との取引金額が大きく、必要とする資金の金額も高い傾向にあります。
そのため、「請求書の買取」という基本的な仕組みは同じですが、「法人向け」と呼ばれているファクタリングは、「個人向け」のファクタリングと比較して、「買取可能な金額」の上限を高めに設定しているのが特徴です。
法人ファクタリングの流れと手順
一般的な法人ファクタリングの流れは以下の通りです。
- STEP1選抜まずは、買取限度額・手数料の範囲・取引形態など、条件に見合う法人向けファクタリング業者を選抜する。
- STEP2申込条件に見合う業者を見つけたら、必要書類を準備して申し込みをする
- STEP3審査申込時の申告内容、並びに必要書類に基づき審査が行われる。
- STEP4契約審査後、具体的な手数料などの買取条件が提示されるので、それに納得したら債権譲渡契約を締結する。
- STEP5資金の入金契約完了後、指定した口座に買取代金が入金される。
基本的な流れはどの法人ファクタリングでの大差はありませんが、審査結果によっては契約後に「債権譲渡登記」の設定を求められる場合があり、設定された場合はそれが完了しないと資金が入金されません。
また、申込時・利用時の必要書類として請求書のほかに、「登記簿謄本」「決算書・確定申告書」「取引先との契約書」などを求められることが多いので、事前に準備しておけば手続きがスムーズに進められるでしょう。
法人がファクタリング資金調達する5つの利点
次に、法人が銀行融資やビジネスローンなどといった貸付ではなく、法人ファクタリングによって資金調達する5つのメリットを整理しておきましょう。
最短なら申込即日のスピード資金調達可能
法人が資金を必要とするシーンは様々ですが、ときには一刻も早く多額の資金を準備しなければならない、というケースに遭遇することもあります。
しかし、手続きや必要書類がやや複雑で、審査にもそれなりの時間がかかる「法人向け」の銀行融資やビジネスローンでは、資金が入金されるまで1週間や10日前後を要することもザラです。
一方、法人ファクタリングは手続き・必要書類・審査がいずれもシンプルなため、申込をした即日に資金を入金してくれる業者も多いですし、ときには数時間で用立ててくれるところもあるのがメリットです。
取引先などに知られず資金調達できる
法人ファクタリングには、大きく3社間取引と2社間取引の2つがあります。
このうち3社間取引は、ファクタリング会社に売掛金を譲渡する事実を売掛先に通知し承認を得る必要があるため、ファクタリングを利用したことが必然的に売掛先に知れてしまいます。
一方、2社間取引はファクタリング会社と申し込みをした法人のみで契約を交わし、売掛先には一切その事実が伝わらないため、取引先などに知られることなく資金をスムーズに調達することができるのです。
法人の中には、売掛金を処分して資金調達をしたことを取引先に知られたくないというケースもあるはずなので、そういった場合は2社間取引に対応している法人ファクタリングを選ぶと良いでしょう。
未回収リスクの回避・分散
請求書や売掛金は、「将来的に入ってくる予定の利益」ですが、売掛先の業績悪化や倒産などを理由として、予定していた利益が入金されない、つまり「未回収」になってしまうリスクがどうしても付きまといます。
そして、売掛金の決済日(支払い日)が遠ければ遠いほど、この未回収リスクは大きくなり、売掛金の金額が大きいほど未回収時のダメージは深くなります。
しかし、法人ファクタリングを利用すれば、1ヶ月先・3ヶ月先が決済日である売掛金を素速く資金化できるため、未回収リスクを回避・分散可能だというわけです。
さらに、法人ファクタリングの多くは、倒産などの事情で売掛先が支払い不能状態に陥った場合でも、利用者側に売掛金の弁済義務が生じない「償還請求権なし契約(ノンリコース契約)」を採用しているので安心です。
赤字決算や財政難でも利用可能
銀行融資やビジネスローンは、「利用者自身の信用度(返済能力)」を重視して資金を貸付する金融サービスであるため、赤字決算などの財政難だった場合は、審査を通過せず利用できないケースがほとんどです。
一方、請求書の買取という形で資金を提供する法人ファクタリングの審査では、「売掛金・売掛先の信用度(支払能力)」を重視するため、赤字決算や財政難に陥っている状態でも利用できます。
資金フロー改善&事業拡大を図れる
資金フローとは、会計期間内にどれだけの現金が入ってきて、どれだけの現金が出ていったのかを可視化する指標で、これが悪化すると帳簿上では利益が出ていても、手元に資金がないため支払いが行えず、最悪の場合は「黒字倒産」の危機に陥ってしまいます。
売掛金の早期資金化サービスである法人ファクタリングを効果的に利用すれば、支払期日が遠いせいで悪化していた資金フローを改善できるのです。
そして、資金フローを改善すれば、支払いだけでなく設備投資などに資金を効果的に回し、事業拡大を図ることも可能になります。
法人がファクタリングで資金調達する際の4つの注意点
大きなメリットがある半面、法人ファクタリングにも下記の通りいくつかのデメリット・注意点が存在します。
確定していた利益が目減りすること
法人ファクタリングで資金調達をすると、必ず言っての手数料が発生しこれが決して「安い」とは言い切れず、相場的には3社間取引で「1~9%」程度、2社間取引なら「10~30%」程度の手数料が差し引かれます。
例えば、1000万円の売掛金を2社間取引時の手数料が10%の法人ファクタリングで資金調達した場合、「900万円」しか手元に残らないというわけです。
この時、法人ファクタリングに支払う「100万円」もの手数料は、もし売掛金の支払い日までしのぎきれば、手元に入るはずの利益です。
つまり、法人ファクタリングを利用すると売掛金の早期資金化が図れる代わりに、「確定していたはずの利益が大きく目減りする」という事実を重々頭に入れたうえで、利用すべきか否かを決定しましょう。
取引先に知られてしまう可能性もゼロではないこと
2社間取引を選択すれば、法人ファクタリングを利用し資金調達したことを、売掛先や他の取引先に知られてしまう心配は、「ほぼ」ありません。
ただし、審査の結果「債権譲渡登記」を設定された場合は、取引先に知られてしまう可能性もゼロではなくなってしまいます。
というのも債権譲渡登記は、債権つまり売掛金を受け取る権利が利用者からファクタリング会社に譲り渡されたことを示すもので、「又売り」や「二重譲渡」を防ぐための措置ですが、手続きさえ踏めば誰にでも閲覧することが可能だからです。
とはいえ、売掛先や取引先が、数ある取引・売掛金の中から、利用者が法人ファクタリングに出した売掛債権についてピンポイントで閲覧する可能性は極めて低いため、それほど過度に心配する必要はないでしょう。
わずかながら悪徳業者も紛れ囲んでいること
法人ファクタリングという金融サービスは、銀行融資やビジネスローンより参入障壁が低いため、業界問わず多くの会社が参入しています。
参入業者が増え競争が高まり、ファクタリングというサービスの質が向上していくことは好ましいことですが、残念ながらすきをついて悪徳業者や違法業者が紛れ込んでいるのも事実です。
例えば、極端に安い手数料をはじめに提示しておきながら、資金入金の寸前になって「保証料」などといった追加料金を請求され、振り込まれた資金は売掛金の半分以下だった、といった事例もあるようですので、十分注意しましょう。
依存しすぎるとかえって財政が悪化しかねないこと
法人ファクタリングは手軽でスピーディーかつ、うまく利用すれば効果的に資金フローの改善を望める優秀な資金調達法であるため、やや「依存性が高い」ところがネックです。
手っ取り早く資金が手に入るからと乱用した場合、確定していたはずの利益が手数料の分どんどん目減りしていき、気づいた時には財政が悪化していた、なんてことも十分考えられます。
ですので、便利だからとか簡単だからといった理由ではなく、「利益の目減りよりスピード感」を重視しなければならないケースに限り、法人ファクタリングは利用するよう心がけましょう。
法人ファクタリングの審査ポイント
融資と比較し非常に難易度が低いとは言え、法人ファクタリングでも必ず「審査」が行われるため、ここでは下記項目に沿って法人ファクタリング時に行われる審査の基準・みられるポイントについて解説しておきましょう。
売掛先の信頼性と決済能力
法人ファクタリングは、利用者の所有していた売掛金を買い取り、その買取代金を資金として早期支払いするサービスですから、買取した売掛金が未回収に終わると大損をしてしまいます。
そのため、法人ファクタリングではいの一番に、「売掛先の財政状況が健全か」「経営は安定しているか」「資金フローが回っていて売掛金の支払い能力はあるか」などといった、「売掛先の信頼性と決済能力」について審査します。
売掛金の決済期日などといった素性の良さ
次に法人ファクタリングでは、申込者から持ち込まれた「請求書(売掛金)の素性」を精査します。
請求書の素性とは、「宛先と差出人は正しいか」「請求内容や金額に違和感はないか」「決済期日(売掛金の支払い日)はいつなのか」などで、請求書に整合性があり決済期日が近いほど、法人ファクタリングの審査通過率も高くなります。
申込者自身の信頼性も影響
「売掛先の信頼性と決済能力」が高く、「請求書の素性」も申し分ないと判断されれば、法人ファクタリングの審査をほぼ通過したと考えて差し支えありません。
ただ、2社間取引の場合、売掛先が決済日通り売掛金を支払っても、いったん受け取ることになる利用者が何らかの理由で、法人ファクタリング側への送金を怠る可能性・リスクが残されています。
そのため法人ファクタリング業者は、審査の最終段階として、「申込をした法人の財政はどんな状況なのか」や「過去にファクタリングの支払いを怠った事実がないか」などをチェックし、これまでの項目を総合判断して買取の可否と手数料を決定します。
法人ファクタリングの審査通過率をアップする秘訣とは
次に、前項で挙げた「法人ファクタリング審査のポイント」を抑えておけばおのずと判明してくる、もともと高い法人ファクタリングの審査通過率を、さらにワンランクUPする秘訣・コツをまとめておきましょう。
信頼性の高い取引先の売掛債権を優先する
法人ファクタリングの審査が、「売掛先の信頼性と決済能力」を最優先している以上、申込者側も信頼性の高い取引先の売掛債権を出すことで、審査通過率UPを望めるのは至って当たり前のことです。
ただ、ここでいう「売掛先の信頼性」とは、単にその企業規模の大きさや業績の好調さだけではなく、「申込法人と売掛先との関係性」も含まれてきます。
例えば、同程度の社会的信頼性を持つ売掛先が宛先となっている請求書があった場合、初めて取引する売掛先への請求書より、何度も取引を繰り返している売掛先への請求書のほうが、審査通過率が高くなる傾向にあります。
つまり、少しでも法人ファクタリングの審査通過率を挙げたいのであれば、手持ちの請求書の中でも最も信頼性が高く、、法人同士の関係性も深い売掛先の請求書を選ぶべきです。
決済期日は可能な限り短い方が良い
決済期日が長い、つまり請求書に記載されている支払い日が遠ければ遠いほど、不測の事態で未回収になるリスクが高まるため、法人ファクタリングは決済期日の遠い請求書の買取を敬遠しがちです。
そのため、手持ちの請求書の中でも決済期日ができる限り近い請求書を出した方が、法人ファクタリングの審査通過率は上昇します。
着目点は3つ!正しい法人ファクタリングの選び方
法人ァクタリングに関する基礎知識・役立つ情報もまとめとして、「正しく賢い法人ファクタリングの選び方」について、大事なポイントを「3つ」に絞って整理してみました。
とにもかくにも手数料の安さは重要
法人は個人と比較し、必要となる資金の金額が大きい分、ファクタリングに出す売掛金の額も高くなる傾向にあるため、必然的に手数料が占める割合も大きくなってきます。
数十万円の請求書をファクタリングする時なら、スピード感や利便性を重視すべきケースもありますが、数百万円・数千万円ともなれば、1%の手数料差が利用後の財政に大きな影響を与えます。
ですので、ファクタリングに出す売掛金の額が高額な場合は、多少手間がかかったり入金まで時間を必要だったりしても、「手数料の安さ」を最優先して法人ファクタリングを選ぶべきです。
審査通過率の高いファクタリング会社を選ぶべし
極端な話をすると、売掛金は「時間さえ経過すれば入金される予定の資金」ですが、その待ち時間惜しいほど急いで資金が必要な時こそ役立つのが、法人ファクタリングです。
にもかかわらず、蔭佐落ちが続き余計な時間と手間がかかってしまうと、肝心な時に資金が手に入らず、気が付いた時には「八方ふさがり」という最悪の事態になりかねません。
法人ファクタリングの審査通過率は、平均して7割程度と銀行融資などと比較しかなり高めですが、それでも業者によってかなり差があり、中には90%を超える高い審査通過率を誇っているところもあります。
法人が、忙しい日常業務の合間を縫って必要書類を準備し手続きを進めたのにもかかわらず、審査落ちを繰り返してそれらが無駄になってしまっては元も子もありませんから、事前リサーチをし手審査通過率90%超えの業者を選び、申し込むようにしましょう。
総合的な資金調達力の高さ(スピード&限度額の融通度など)
最後に、法人ファクタリング業者が持つ総合的な資金調達力の高さもポイントで、申込から入金までのスピード感はもちろん、「買取限度額の融通度」にも着目すべきです。
買取限度額の融通度とは、最低いくらから最高いくらまで売掛金を買取できるか、という資金化可能範囲のことを指し、上限下限ともに定めていない「限度額なし」のオールマイティな法人ファクタリングも多数存在します。
一方、少額利用に特化した法人ファクタリングもあり、そちらは資金化までのスピード感と利便性の高さを重視している傾向にあるため、自社の取引状況に応じて「限度なし」のところと、「少額特化」のところを併用すると良いかもしれません。
決定版!法人向けファクタリングサービス9選
まずは、資金調達可能金額の範囲が広くスピード感もあり、法人にうってつけだと考えられるファクタリングサービスの特徴を一覧表にまとめてみましたので、簡単に確認してみましょう。
サービス名 | オンライン対応 | 資金調達所要時間 | エリア | 調達可能金額 | 手数料 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
QuQuMo online(ククモオンライン) | 完全オンライン完結可能 | 入金まで最速2時間 | 全国 | 制限なし | 1%〜14.8% | オンライン型の非対面式ファクタリングに特化することで、資金化コストを削減し低手数料を実現。 |
アクセルファクター | 完結可能 | 最短2時間で入金可能 | 全国 | 数万円~1億円 | 2%~ | 未回収リスクが高くなる、支払期限が最長6か月先の売掛債権での資金調達可能。 |
ベストファクター | 完結可能 | 最短24時間 | 全国 | 30万円~1億円 | 5%~ | 申込金額の額に関わらず、必要書類が少なく審査も柔軟で、法人の中でも建設業・物流業の利用者が多い。 |
ビートレーディング | 完結可能 | 最短2時間で入金可能 | 全国 | 制限なし | 2.0%~12.0% | 取引実績・取引金額ともに業界トップレベルの実績と人気を誇るファクタリングサービスで、審査通過率も非常に高い。 |
BMG | 対応 | 最短即日入金対応 | 全国 | 制限なし | 非公開 (3社間取引の掛け目は97~92%) |
他社からの乗り換えユーザーが多いことから手数料の安さが期待されるほか、担当者の財務に関する経験と知識が豊富でコンサル力も高い。 |
日本中小企業金融サポート機構 | 完結可能 | 振込まで最短2時間 | 全国 | 制限なし | 1.5%〜10% | 非営利団体が運営するファクタリングサービスで、低手数料ながらも審査通過率は高めで中小企業の財務コンサル設けている。 |
ペイトナーファクタリング | 対応 | 着金まで最短10分 | 全国 | 1万円~25万円(初回) | 一律10% | やや初回買取可能額が少なめだが、その分着金までの速さが抜群で、手数料も一律10%とシンプルで利用しやすい。 |
クイックマネジメント | 完結可能 | 入金まで最短2時間 | 全国 | 5000万円まで下限なし | 5%~ | 来店・対面不要、オンライン特化型のファクタリングサービスで、請求書をスマートフォンのカメラで撮影するだけの簡単手続きが人気。 |
SKサービス | 対応 | 最短即日 | 全国 | 10万円~5000万円 | 1%~ | 低手数料高審査通過率広い資金化可能額と、高水準でバランスの取れたファクタリングサービス。 |
いずれも、スペック・信頼性ともに法人ファクタリングにぴったりでおすすめの法人ファクタリングですが、それぞれ持ち味や個性が異なるため、事項からはそれぞれの詳細について解説いたします。
オンライン完結のスピード感が自慢!「QuQuMo(ククモ)」
サービス名 | QuQuMo online |
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運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
運営会社所在地 | 東京都豊島区東池袋3-9-12 ニットービル9階 |
電話番号 | 0120-670-680 |
営業時間 | 平日9:00〜19:00 |
調達可能金額 | 制限なし |
取引形態 | 2者間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
個人の利用 | 可能 |
資金化所要時間 | 入金まで最速2時間 |
公式HP | QuQuMo(ククモ)オンラインファクタリング – オンライン完結でスピードを追求する新たなオンラインファクタリングサービス |
QuQuMoは、来店・対面不要のオンライン完結ファクタリングに特化しており、入金まで最短2時間というバツグンのスピード感と、オンラインシステムの導入によるコスト削減で実現した「1%~」という低水準の手数料が自慢です。
ただし、3社間取引には対応していないので、売掛先との調整がついていて手数料を少しでも下げるため3社間取引を検討している場合は、他のサービスと併用することになるでしょう。
年間相談件数1.5万件超えと実績豊かで信頼性も高い「アクセルファクター」
サービス名 | アクセルファクター |
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運営会社 | 株式会社アクセルファクター |
運営会社所在地 | 東京都新宿区高田馬場1-30-4 30山京ビル5階 |
電話番号 | 0120-785-025 |
営業時間 | 平日 10:00~19:00 |
調達可能金額 | 数万円~1億円 |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
個人の利用 | 可能 |
資金化所要時間 | 最短2時間で入金可能 |
公式HP | 【公式】アクセルファクター|グループ経営の信頼と安心 |
アクセルファクターは、数万円の少額請求書から1億円もの高額請求書まで、実に幅広い範囲の買取・資金化に対応している、資金力旺盛な法人向けファクタリングサービスです。
その手軽さとスピード感から、法人だけではなく個人の利用も多く、最長6か月までの売掛金を買い取ってくれるほか、契約書などで取引事実が判明すればなんと請求書なしでも利用可能で、全体を通じての審査通過率は「93%」を超えています。
建設業にはありがたい注文書ファクタリングにも対応「ベストファクター」
サービス名 | ベストファクター |
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運営会社 | 株式会社アレシア |
運営会社所在地 | 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー24階 |
電話番号 | 0120‐765‐021 |
営業時間 | 平日10:00~19:00 |
調達可能金額 | 1億円まで(応相談) |
取引形態 | 2社間取引 |
対応エリア | 全国 |
個人の利用 | 可能 |
資金化所要時間 | 最短24時間 |
公式HP | https://bestfactor.jp/ |
ベストファクターは請求書つまり売掛金はもちろんのこと、まだ商品やサービスを売掛先に納品していない、受注しただけ状態を示す「注文書」でも資金調達可能な法人ファクタリングです。
買取可能金額も1億円までと高額対応しているため、大きなビジネス案件を受注できたはいいけれど、資材・設備・人員などをそろえる資金を調達できるか不安だ、という建設業界などの法人にとって力強い存在だと言えます。
実力派で法人支持率も高い「ビートレーディング」
サービス名 | ビートレーディング |
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運営会社 | 株式会社ビートレーディング |
運営会社所在地 | 東京都港区芝大門一丁目2-18 野依ビル3階・4階 |
電話番号 | 0120-427-037 |
営業時間 | 平日9:30~18:00 |
調達可能金額 | 制限なし |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
個人の利用 | 可能 |
資金化所要時間 | 最短2時間で入金 |
公式HP | https://betrading.jp/ |
ビートレーディングは、累計買取金額1.300億円を達成した実績豊富な法人ファクタリングで、最短なら申込即日どころか5時間程度での資金で入金も可能となっています。
2社間・3社間取引の双方に対応しており、買取可能金額も「限度なし」で手数料も「2.0%~12.0%」と安いため、業種・業態・規模問わず様々な法人が状況に応じて利用可能です。
買取可能額が50万円~5,000万円と幅広い「PMG」
サービス名 | PMG |
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運営会社 | ピーエムジー株式会社 |
運営会社所在地 | 東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 新宿NSビル25F |
電話番号 | 0120-901-680(全国共通) |
営業時間 | 平日8:00〜20:00 |
調達可能金額 | 制限なし |
取引形態 | 2社間・3社間ファクタリング |
オンライン対応 | 不可 |
資金化所要時間 | 最短即日入金対応 |
公式HP | ピーエムジー株式会社 | 中小企業支援機構 |
PMGは、「制限なし」で売掛金買取・資金調達に対応している法人ファクタリングで、日本各地に拠点があり全国どこから申し込んでも素速く対応できる体制を整えていますが、オンライン対応も選択可能です。
2015年設立と、法人ファクタリングとしてそこまで古株とは言えませんが、2024年度には日本マーケティングリサーチ機構の調査で、高買取率・限度額・利用者数の3部門においてNO,1の評価を受けています。
「日本中小企業金融サポート機構」は経営革新等支援機関として認定されていて安心
サービス名 | 日本中小企業金融サポート機構 |
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運営会社 | 一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構 |
運営会社所在地 | 東京都港区芝公園一丁目3-5 ジー・イー・ジャパンビル2階 |
電話番号 | 03-6435-7371 |
営業時間 | 平日9:30〜19:00 |
調達可能金額 | 制限なし |
取引形態 | 2社間・3社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
個人の利用 | 可能 |
資金化所要時間 | 振込まで最短3時間 |
公式HP | https://chushokigyo-support.or.jp/ |
日本中小企業資金サポート機構は、法人ファクタリングでありながら利益を追及しない「非営利団体」が運営し、経営革新等支援機関として中小企業省から認定されているのが最大の特徴です。
中小企業を資金面でサポート・支援することを目的としているため、小額から高額まで「制限なし」で売掛金を「1.5%〜10%」という低手数料で資金化しているほか、助成金や補助金の申請指南などといった財務コンサルも請け負っています。
事業計画書なしでも大丈夫「ペイトナーファクタリング」
サービス名 | ペイトナーファクタリング |
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運営会社 | ペイトナー株式会社 |
運営会社所在地 | 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3階 |
電話番号 | ー |
営業時間 | 平日10:00〜18:00 |
調達可能金額 | 1万円~25万円(初回) |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
個人の利用 | 可能 |
資金化所要時間 | 着金まで最短10分 |
公式HP | https://paytner.co.jp/factoring |
ペイトナーファクタリングは、必要書類が基本的に「口座入出金明細」「身分証明書」「請求書」のみであるため、書類を準備する時間がかからず審査もスムーズなため、申込から着金まで最短なら10分という超スピード入金を実現している、今の時代にぴったりの法人ファクタリングです。
初回利用時は1万円から30万円までと、他のサービスと比較し買取可能額の範囲が狭めですが、2回目以降取引を重ねると最大100万円まで枠が広がるほか、手数料が審査を受ける前から一律10%と決まっているため、小額売掛金を素速く資金化し資金フローを調整するケースで非常に便利です。
買取下限なしだから小規模法人でも利用しやすい「クイックマネジメント」
サービス名 | クイックマネジメント |
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運営会社 | 株式会社クイック |
運営会社所在地 | 〒170-0013 東京都豊島区東池袋三丁目20番9号宏和ビル4階 |
電話番号 | 0120-991-619 |
営業時間 | 平日9:00~19:00 |
調達可能金額 | 5000万円まで下限なし |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
個人の利用 | 可能 |
資金化所要時間 | 最短2時間 |
公式HP | https://quick-management.jp/ |
クイックマネジメントはその名の通り、最短最速であればなんと「30分」という驚異の速さで資金調達可能な、オンライン特化型の法人ファクタリングです。
「5000万円まで下限なし」という買取限度範囲の広さと、来店・面談表という手軽さから、個人での利用者が多いようですが、「1分でも早く資金を届ける」ことを行動理念としている同サービスは、機動力が必要となる中小規模の法人にもうってつけのサービスだと言えます。
24時間対応「SKサービス」
サービス名 | skサービス |
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運営会社 | 株式会社SKサービス |
運営会社所在地 | 東京都千代田区内神田三丁目22番3号 IM内神田ビル9階 |
電話番号 | 0120-617-755(フリーダイヤル) |
営業時間 | 9:30〜19:00(土日祝休み) |
調達可能金額 | 10万円~5000万円 |
取引形態 | 2社間・3社間取引 |
オンライン対応 | また、また、 |
資金化所要時間 | 最短即日 |
公式HP | 株式会社SKサービス|条件のベストバランスを追求したファクタリング |
最後に紹介するSKサービスは、「手数料の安さ」「買取可能金額の広さ」「審査・入金スピードの速さ」といった、資金調達法を決めるうえで重要視すべき要素が、バランスよく整っている法人ファクタリングです。
その中でも特筆すべきは、「1%~」と公式HPでも明記されている手数料の安さで、2社間・3社間ともに手数料が安かったという口コミや評判を聞きつけ、他社からこのSKサービスに乗り換える法人ユーザーも多いようです。
法人ファクタリングに関するよくある質問とQ&A
最後に、法人ファクタリングに関するよくある質問や疑問点を、その回答とともにいくつか紹介しておきますので、参考にしてみてください。
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Q法人のファクタリングとは?
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A法人格を持つ組織が「売掛金の買取」という形で資金調達をすること、もしくはそのサービス自体を「法人ファクタリング」または「法人向けファクタリング」と呼びます。
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Q法人が利用できないファクタリングはありますか?
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A基本的に法人であることが理由で利用できないファクタリングサービスはほぼありませんが、「あて名」が個人である請求書のファクタリングは、申込者が法人であっても断られる場合があります。
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